技術や知識は努力して身に着けるもので、IT関連のエンジニアにおいては仕事の時に重要な意味を持ってきます。同じ仕事を行うにしても初心者より熟練者の方が素早く、仕上がりもよい状態となるでしょう。しかしながら技術面は人から見てなかなか分からず、仕上がった仕事を見ても判断ができない、思っていたよりも評価されない場合も出てくるのです。そして企業でキャリアアップを考えているなら上司の評価は重要であり、分かってもらえないのは辛くもどかしさを感じます。
　日本の場合は今でも能力より年功序列を重視する習慣が少なくなく、若手には厳しい状態だといえます。ただ技術に関していえば目に見えて分かる方法も存在していて、それが応用情報技術者の資格です。IT関連のエンジニアとしてスキルアップする1つの指針となっていて、取得すれば政府が一定の能力を持ち合わせていると証明してくれることになります。これまで技術は分かりにくいものでしたが、資格を取得することで一定の水準に達していると技術面に疎い相手であったとしても理解されます。キャリアアップに役立ち、さらに独立を考えている場合にも技術面の証明書となるのであると便利です。日頃の仕事の成果が試される場として企業でも積極的な取得を応援している場合があり、取得を目指すならば活用すべきでしょう。
　今後を考えた場合に自分の能力が分かりやすく証明されることとなるため、取得を目指す人も多くいるのです。